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2020年04月09日

今月予定している検定試験は、実施します。緊急事態宣言発令後でもあり、迷いましたが、延期が続いている状態で、子供たちが目標を持って取り組んできた気持ちが切れてしまうのは、望ましくないと思い決めました。連盟からも、しっかり対策を取ることを前提に、承認して頂きました。緊急事態宣言発令により、受験は申込をすでに渡していた人に限り、教室は休校となる為、受験するかどうかは即断して頂かなければなりませんでした。自宅練習をしていても、教室での練習が出来ないままでの試験になることに、不安があって当然です。直接お話出来た親子には、こんなやりとりがありました。

母：「教室で練習出来ない状態で、試験ということですよね？それは難しいかな…。ん～。(しばらく時間をかけて、とても迷っている様子)　ね？(子供に)どうする？」

子：「…私は、結構自信ある。出来ると思うよ！」(すぐに返事はせずに、とても小さな声で)

母：「え～～っ!!そうなの!?　お母さんは、〇〇(お子さんの名前)からの、その言葉を待っていたのよ。じゃあ、受けよう!　もしダメでも、また受ければいいしね。受けよう!!」

こうして、今月の試験挑戦が決まりました。保護者の方にお話しする前に、教室で確認した時には、受験に前向きでした。日頃から慎重な面はありますが、自分の気持ちを言えたこと、保護者の方も後押ししてくださったこと、数分の間に、一気にプラスに展開していく様子を感じられて、気持ちが明るくなりました。苦境の時でも、前に進む出来事があります。またまた元気をもらいました。試験では、しっかり力を発揮出来ますように…。