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2020年03月02日

教室開設１６年目は、全く予想もしていなかった形で始まりました。３/２(月)～３/１３(金)まで、臨時休校です。新型コロナウイルス感染防止の為、政府から「小中高の一斉休校」の要請後、連盟の助言や他の教室の先生との話をふまえての判断です。休校前２/２８(金)の授業も、この状況だからこその出来事がありました。保護者の方からの電話は、「今、子供を行かせたのですが、私の熱が上がってきていて、子供に移っていたら困るので、念の為帰してください」というものでした。中学生ですが、自転車とはいえ、決して近くはありません。本人に事情を話し、帰ってもらいましたが、保護者の方の心配りに敬服しました。

急な決定には、いろいろな思いがありました。それでも、直接お話出来た保護者の方は、「仕方がないですよ」、「無理しないで下さい」と温かいご理解や、今後の学校の情報をお知らせ頂きました。東日本大震災の時も、忘れもしない窮地の時も、保護者の方の温かい言葉に助けて頂いたのでした。先の見えない状況に不安はあります。予定通りにいけば、１６(月)から授業再開と書いて、”１６年目の始まりが１６日”も、また記憶に残るなと前向きな気持ちが戻ってきました。